第六天社

建長寺の南方鎮守社

山ノ内上町地区の氏神で、建長寺の南方鎮守社。建長寺四方鎮守で唯一存在と沿革が判明している社である。最近まで社殿に第六天像と四天王像が安置されていたが、盗難に遭ってしまった。例祭は毎年7月に行われる。

第六天社

第六天社について

基本情報

社名
第六天社(だいろくてんしゃ)
創建
不詳
主祭神
天神七代の第六天神
旧社格
村社
例祭
7月15日~7月22日
駐車場
駐車場なし
交通機関
北鎌倉駅徒歩6分
所在地
神奈川県鎌倉市山ノ内

概要

山ノ内上町地区の氏神。 建長寺の四方鎮守は、東の八幡、西の子(ね)の神、北の熊野、そして南の第六があり、第六天社は建長寺の南方鎮守社とされる。 建長寺の四方鎮守の中で、その位置と沿革が明らかなのは第六天だけである。 徳川光圀「鎌倉日記」に当社の記載がみられ、現社殿は1831年に再建された。 一間社流造で、江戸後期としては古風を尊重した造りといえる。 最近まで社殿内には第六天像が中心に、その前列に自国天、増長天、広目天、多聞天の四天王像が安置されていたが、残念ながら盗難に遭った。 第六天は、神道では六番目の神と認識され、仏教では他化自在天と称している。 県内には第六天を祀る社が180社以上あり、厄病除けの神や方位神として信仰されている。 例祭は毎年7月15日から22日にかけて行われる。

見所

観光名所
安倍晴明大神碑 - 鳥居の左奥に立っている。

祭事

7月15日~22日
例祭

歴史

1674年
徳川光圀の「鎌倉日記」に当社の記載がみられる。
1678年
建長寺境内図に「四方鎮守第六天」と記されている。
1707年
社殿が建立された。
1831年
社殿の破損が著しく、村人が願い出て現社殿が再建された。江戸後期としては珍しい一間社流造。
2006年
第六天像と四天王像(自国天、増長天、広目天、多聞天)が盗難に遭った。

撮影後記

 普段、閉まっているので社殿に上がったことはありません。 例祭のときに、一度参拝してみたいものです。
 第六天は残念ながら数年前に盗難に遭ったということです。 同年には大船の熊野神社に安置されていた木像熊野権現坐像なども盗難されたとのこと。 自宅に祀る仏像マニアなのか、海外に売る組織か知りませんが、恐らく同一犯人か組織の仕業でしょう。 こっそり返さないと、第六天魔王さまか、近くの円応寺の閻魔大王さまに舌を抜かれてしまいますよ。

更新履歴

2011年10月21日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年11月17日
ギャラリーに作品を1点追加しました。

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