鶴岡八幡宮

鎌倉幕府の宗社

鎌倉幕府の宗社として、武家の精神のよりどころであった。八幡宮を中心として興った質実剛健の気風は、その後、武士道に代表される日本人の精神性の基調となる。例大祭での静の舞と流鏑馬神事や大銀杏が知られる。

鶴岡八幡宮の源氏池

鶴岡八幡宮について

撮影後記

 いつも多くの人でにぎわいを見せる八幡さま。 鎌倉の扇の要といったところでしょうか。
 なにはともあれ、あの大銀杏が倒れたのは正直ショックです。 今年は台風でやられたからまた来年と、いつでもあるからまぁいいやと大銀杏の写真はあまり撮りませんでした。 こんなことなら、もっと撮っておけばよかったです。
 でも、倒れる数時間前に引き寄せられるように大銀杏のとこに行ったのは、いま考えるといったいなんだったんでしょうか。 これは、大銀杏さまが私に頑張って鎌倉の写真を撮ってと言いたかったと妄想することにし、これを励みにこれからも頑張って鎌倉の写真を撮りたいと思います。 ありがとうございました、大銀杏さま。

歴史・概要

1063年、源頼義が前九年の役で奥州を平定して鎌倉に戻り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を材木座の元八幡にお祀りしたのが始まり。 1081年には源義家が修復を加えた。 源氏再興の旗上げをした源頼朝は、鎌倉入りすると、材木座の元八幡を現在の地に遷した。 1191年には社殿の焼失を機に、鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在の姿に整え、鎌倉の町づくりの中心とした。 その後、武家の崇敬を集めている八幡太郎義家が勧請した経緯もあり、武家の精神のよりどころとなった。 また、頼朝公は流鏑馬や相撲、舞楽など、今日にも引き継がれている神事を興した。 八幡宮を中心として興った質実剛健の気風は、その後「武士道」に代表される日本人の精神性の基調となる。 現在の本宮は、1828年、徳川家斉の造営による江戸建築で、 若宮とともに国の重要文化財に指定されている。

住所: 神奈川県 鎌倉市雪ノ下2丁目1番31号

更新履歴

2010年8月15日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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