銭洗弁天

銭を洗うと...

鎌倉時代以降、宇賀福神の霊水で銭を洗うと何倍にもなるという迷信が浸透し、お金を洗う参拝客で賑わう。宇賀福神は、蛇の体に人の頭をもつ水の神で、仏教の弁才天と習合したため、宇賀福弁財天ともいう。

銭洗弁天

銭洗弁財天宇賀福神社について

撮影後記

ここは四季の花がほとんどないので、ほとんど撮影することはないですね。 行けば、天下太平の世も銭の力は偉大で、毎日多くの参拝客でにぎわっています。 カップルなどが小銭や一枚だけお札を洗って財布に忍ばせる姿は微笑ましいですが、数十枚枚もの諭吉さんを洗っている方も散見したことはあります。 かえって、バチが当るんではないかと心配もしますが。
 それはさておき、効果的な銭の洗い方を。 いきなり洞窟でお金を洗うのは好ましくありません。 境内社の上之水神社、下之水神社、七福神社を先にお祈りしてから奥宮の宇賀弁才天の霊水で銭を洗った方がよいでしょう。 そして、これは参拝の基本で、私も実践していることですが、参拝は「お願い」ではなく、「誓い」をすることです。 これであなたも今夜はフィーバーがとまらないかも。 なお、本来の教えは、財を洗うことにより、心の不浄も洗い清め、それによって福徳利益がもたらされるということにあるそうです。

歴史・概要

社伝によれば、巳年である1185年の巳の月、巳の日の巳の刻、源頼朝の夢枕に宇賀福神が現れ、「西方の地に湧き出す水で神仏を供養せよ、そうすれば天下泰平の世が訪れる」とお告げがあった。 源頼朝は、この地で岩から湧き出る霊水を発見し、社を建てて宇賀福神を祀った。 その後、世の中の混乱は収まったと伝えられる。 5代執権北条時頼は宇賀福神を信仰し、自ら霊水で銭を洗ってお祈りして、巳の日を選んで人々に参拝させた。 その後も人々の参拝は続き、いつしか、宇賀福神の霊水で銭を洗うと何倍にもなるという迷信が浸透した。 毎日、鎌倉五名水の一つである霊水でお金を洗う参拝客で賑わう。 特に、巳の日の縁日には賑わう。 宇賀福神は本来、蛇の体に人の頭をもつ水の神で、仏教の弁才天と習合したため、宇賀福弁才天(宇賀福弁財天)ともいう。

住所: 神奈川県 鎌倉市佐助2-25-1

更新履歴

2010年9月4日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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