鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
今泉台にある12.9ヘクタールの散在ガ池を中心とした自然豊かな風致公園である。 昭和57年に散在ガ池森林公園として開園した。 鎌倉湖とも称される散在ケ池は、江戸時代末、岩瀬、今泉の水田では、水不足から水争いが絶えなかったことから、岩瀬・今泉の有志が灌漑用ため池を造営した人造湖である。 安政年間、称名寺住職が持山を、大船、岩瀬、今泉の三か村に無償で分与したため、散在ガ池といわれる。 公園には、散在ヶ池を中心として散策路がいくつか整備されている。 また、野鳥観察のポイントであるほか、春は桜、秋は紅葉を湖面に映し出す様は神秘的である。
天園ハイキングコースへの入口が近くにあり、鎌倉ハイクの基地としてもよい公園です。
ここが鎌倉であることを、しばし忘れさせてくれる、そんな素敵なところです。
この池には次のような伝説があります。
その昔、このあたりに子供に恵まれない長者夫婦が住んでいて、池には池の主の大ウナギが住んでいると信じられていました。
ある日、夢枕に神様が現れ「男の子を授けるが、決して池の魚を殺してはいけない。」とのお告げがありました。
間もなく、長者夫婦に男の子が生まれ、長者は神託を守り、男の子を池に決して近づけないようにしていました。
しかし、そこは男の子、こっそりと池の魚を取っているのでした。
再び夢枕に神様が現れ、今度は「家に引き籠らせ、外にも出してはならない」と激怒されました。
男の子は、家の外さえ出ることが許されず、徐々に衰え、衰弱していきました。
男の子は長者に「もう一度だけ池を見せてください。」と涙ながらに訴えました。
さすがに長者はかわいそうになって、一緒に池へいくことにしました。
すると男の子は急に元気になって、池へ飛び込んでしまいました。
しばらくすると、池が真っ赤に染まりました。
男の子は、池の大うなぎを殺してしまったのです。
男の子は、二度と水面に顔を出すことはありませんでした。
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