鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
金沢にある真言律宗別格本山。 境内全域が国の史跡に指定されている。 1258年、金沢北条氏の祖 北条実時が、六浦荘金沢の屋敷に建てた持仏堂がその起源とされる。 その後、極楽寺の忍性による推薦で下野薬師寺の審海を開山に招き、真言律宗の寺となった。 鎌倉時代、代々金沢北条氏の菩提寺として栄え、七堂伽藍や庭園が整備されたが、鎌倉幕府滅亡とともに金沢北条氏も滅び衰退した。 江戸時代になると現存する建物が再建され復興を果たした。 境内にある「金沢文庫」は、北条実時が設置した武家の文庫で、日本初の私設図書館とも位置付けられている。 実時が病で没する直前、屋敷に文庫を設けたのがはじまりとされる。 文庫には、実時が収集したあらゆる書籍が収められていたが、寺運の衰退とともに蔵書も次第に全国へ散逸してしまった。 それでも今なお多数の文化財を保有し、現在、歴史博物館と国宝や重要文化財の蔵書を研究する施設となっている。
鎌倉の外港である六浦津がある金沢を代表する寺院です。 武家を代表する文化人であった北条実時が開基となっただけあって、見所にズラッと並んだ文化財の数々。 伽藍も立派ですが、それ以上に金沢北条氏が収集した多くの文化財を今に伝え、これこそ称名寺の最大の特徴でしょう。 数えたことはありませんが、円覚寺に匹敵する文化財の数ではないでしょうか、もしかしたらそれ以上かも。 そういったことから、「武家の古都・鎌倉」としての世界文化遺産の候補地として、寺社では唯一、鎌倉市以外からノミネートされています。
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