天然寺

光明寺住持の隠居所

金沢区町屋町にある浄土宗大本山光明寺の末寺。天文年間(1532年~1554年)、光明寺19世の隠居所として創建された。本堂には廃寺となった町屋観音堂と宝ノ木観音堂にあった聖観音立像が遷され安置されている。

天然寺

天然寺について

基本情報

山号寺号
法爾山天然寺(ほうにざんてんねんじ)
宗派
浄土宗
創建
1532年~1554年(天文年間)
開山
然誉禅芳
本尊
阿弥陀三尊
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
京急金沢八景駅徒歩7分
住所
神奈川県横浜市金沢区町屋町5-1

概要

金沢区町屋町にある浄土宗大本山光明寺の末寺である。 天文年間(1532年~1554年)光明寺19世然誉禅芳の隠居所として創建された。 本堂には中尊阿弥陀如来立像、町屋観音堂(瀬戸の廃寺となった円通寺持)と宝ノ木観音堂(廃寺)の聖観音立像が安置されている。 寺宝として弘法大師御真筆と称する不動明王画像が伝わる。 明治5年に当寺に伝えられたもので、明治10年にコレラが流行した際、檀家一同の篤い信仰により鎮まったという。

見所

観光名所
本堂 - 春日の作と伝えられる中尊阿弥陀如来立像、町屋観音堂(瀬戸の廃寺となった円通寺持)の聖観音立像と宝ノ木観音堂(廃寺)の聖観音立像が安置されている。

歴史

1532~1554年
天文年間、光明寺19世然誉禅芳の隠居所として創建された。
1858年
瀬戸千代本からの出火で類焼した。
大正12年
関東大震災で本堂が倒壊した。
昭和56年
現在の本堂が再建された。

撮影後記

 金沢の国道16号の旧道沿いの寺院の中で、唯一西側に寺基があるお寺です。 町屋観音堂は寺近くの道路沿いにあって、物騒なので昭和40年に観音像が天然寺に遷されたそうです。 もとは神仏分離で廃寺となった円通寺の寺宝で、金沢八景駅西側の茅葺の家が円通寺跡地です。

更新履歴

2015年10月17日
初版をアップロードしました。

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