鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
材木座にある浄土宗寺院。 新田義貞が鎌倉攻めの折に本陣を敷いた地と伝わり、新田義貞が鎌倉に建てた唯一の寺である。 鎌倉攻めの三年後、北条方の多数の戦死者を弔うため、帰依していた京都の風航順西を招き本陣跡地に創建した。 本堂と山門に掲げられた扁額は、義貞直筆の写しといわれ、本物は本堂に保管されている。 本尊の木造阿弥陀如来立像は、宋や元の影響を受けた南北朝時代のものといわれる。
材木座にある新田義貞ゆかりの寺です。
鎌倉に滞在期間が短かった義貞創建の唯一の寺でもあります。
庫裏の南側に建つ薬師堂のある小高い丘からは、市街を見下ろせることから、ここに義貞が陣を敷いたのも頷けます。
また境内には、「新田北条両軍戦死者の遺骨を由比ガ浜よりこの地に改葬す」と書かれた石碑があります。
戦前戦後に材木座海岸一帯の調査が行われ、多数の遺骨が発見されました。
昔の海岸線は今より随分と内陸まであったので、地面の下には多数の戦死者の亡骸が埋まっているはずです。
ちなみに九品(くほん)とは、もともと中国の官吏の階級分けで使用された言葉で、それが仏教用語に転用されました。
簡単に言えば、往生の生き様の9種類のランク付けです。
仏教用語と発音は異なりますが、上品や下品という言葉が残っていますね。
阿弥陀如来の手の形(九品印)なんかでも見てとれます。
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