鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
六浦にある臨済宗建長寺派の寺院。 永徳年間(1381年~1384年)、建長寺47世 方崖元圭が、建長寺の末寺として建立したと伝わる。 幕末になると、金沢八景発祥の地である能見堂からの内川入江の眺望が、泥亀新田などの干拓によって失われ衰退した。 そこで境内裏山に「九覧亭」が設けられ、金沢八景随一の眺望とされ、昭和初期まで賑わいを見せた。 開山の木造方崖元圭坐像は、県の有形文化財に指定されている。
いつも大学生で賑わう金沢八景駅の近くにある禅寺です。
山寺号がカッコよく、縁起によれば、書院にあった硯から金の龍が昇天したからだとか。
ここは、金沢八景(内川暮雪(内川入江)、平潟落雁(平潟湾)、野島夕照(夕照橋)、瀬戸秋月(瀬戸神社)、洲崎晴嵐(洲崎神社)、乙艫帰帆(海の公園)、称名晩鐘(称名寺)、小泉夜雨(小泉弁財天))一覧の九覧亭からの眺望で知られています。
歌川広重の浮世絵を見ると、さも眺望の良さそうな雰囲気ですが、実際に訪問してみると、雑木が生い茂り、内川の入江は埋め立てられ住宅街が広がっています。
かつては茶店があったといわれる場所には、藤棚と聖徳太子堂が建ち、展望台という雰囲気は感じられませんでした。
入り江の向こうに野島の夕照や瀬戸の秋月を想像して下山しました。
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