霊光寺

日蓮の田辺ヶ池雨乞い伝説

七里ヶ浜にある日蓮宗寺院。日蓮が、大干ばつのため雨乞いをし雨を降らせたと伝わる霊蹟。明治末、境内の田辺ヶ池周辺から江戸講中が立てた「日蓮大菩薩祈雨之旧蹟地」と刻まれた石塔が出土し、戦後創建された。

霊光寺

霊光寺について

基本情報

山号寺号
龍王山霊光寺(りゅうおうざんれいこうじ)
宗派
日蓮宗
創建
昭和32年
本尊
日蓮上人
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
江ノ電七里ヶ浜駅徒歩15分
住所
神奈川県鎌倉市七里ガ浜1丁目14-5

概要

七里ヶ浜にある日蓮宗寺院。 日蓮が雨乞いをし雨を降らせたと伝わる霊蹟に、昭和32年に正式に創建された。 鎌倉時代の1271年、春先から大干ばつが続き、執権北条時宗は、極楽寺の忍性に雨乞いの祈祷を命じたが雨は一滴も降らず、代わって日蓮が田辺が池の畔で法華経を唱えると三日三晩雨がが降ったと日蓮宗では伝えられている。 明治時代末、境内の田辺が池周辺からは「日蓮大菩薩祈雨之旧蹟地」と刻まれた1753年に江戸講中が立てた石塔が出土し、その後、日蓮上人像や本堂を建立し創建された。

見所

観光名所
本堂 - 日蓮上人像を安置する。「祈雨霊蹟」の扁額は、建立に尽力した上村彦之丞海軍大将の筆。
山門 - 雨を司る八体の護法の龍王である「八大龍王」に因む「龍王山」の扁額が掲げられている。
日蓮上人像 - 「祈雨霊像」と称され、田辺ヶ池の方を向き合掌している。
田辺ヶ池 - 日蓮が雨乞いの祈祷を行った地と伝わり「雨乞い池」と称せられる。明治末に池周辺から「日蓮大菩薩祈雨之旧蹟地」と刻まれた1753年に江戸講中が立てた石塔が出土した。

歴史

1271年
春先から大干ばつが続き、執権北条時宗は、忍性に雨乞いの祈祷を命じたが雨は一滴も降らず、代わって日蓮が田辺が池の畔で法華経を唱えると三日三晩雨がが降ったと日蓮宗では伝えられている。
明治時代末
田辺が池周辺から「日蓮大菩薩祈雨之旧蹟地」と刻まれた1753年に江戸講中が立てた石塔が出土した。
昭和32年
その後、日蓮上人像や本堂を建立し、この年に正式に寺として発足した。
昭和45年
田辺が池拡張のため買戻し、龍王殿・書院や山門を建て、祈雨七百年大法要を行った。

撮影後記

 日蓮の田辺が池での雨乞い伝説で知られる寺院です。 この雨乞いの逸話は、極楽寺の霊仙山(霊山山)で行ったという説もあるそうです。 忍性は霊仙山で行い、日蓮は田辺が池で行ったと考えられなくもないですが。 また、田辺が池には大蛇が住んでいたという逸話も残っています。

更新履歴

2012年7月3日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年11月16日
ギャラリーに作品を1点追加しました。

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