鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
大船駅前にある曹洞宗寺院。 境内のある無我相山には、大船の街を見下ろすように高さ25mの白衣観音像が微笑みかけ、「大船観音」として親しまれている。 大船観音は、昭和初期に黙仙寺を開いた浜地八郎らの平和を願う呼びかけで護国観音として築造が開始されたが、社会情勢の変化で工事が中断され、昭和29年に曹洞宗永平寺管長の高階瓏仙を代表者に「大船観音協会」が設立され、昭和35年に完成した。 そして観音像を参詣する信者から「信仰の場への移行」という要望が切なるものとなり、昭和56年に大船観音協会が解散し、宗教法人「大船観音寺」と改称された。 近年、東南アジアからの参拝客の増加を受け、アジア各国から僧を招き、各国の民族舞踊を奉納する「ゆめ観音アジアフェスティバルin大船 」が毎年開催されている。
東海道線の車窓からも眺められる巨大な観音さま。 昭和初期の建立計画では、日本一の大観音像を建立する計画だったそうです。 現在は胸像ですが、立像を予定し、奈良東大寺の大仏の2倍の高さに及ぶ計画でした。 しかし、丘の突端で地層が東側斜面に崩れる地層であることから、坐像に変更になり、さらに地形との調和がとれないことから、胸像に落ち着きました。 もしも予定通り建設していたら、今ごろ茨城の牛久大仏のような巨大観音像が大船駅前に立っていたのかもしれません。
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