鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
詩人の蜂飼耳さんのエッセイから。
「八幡さまの銀杏は実朝をねらう公暁を隠したというけれど、天神さまの銀杏は、自分が門の陰に隠れるようにして立っている。
晩秋の光に燃える黄色の柱が離れたところからでも見える季節になると、落葉焚きの煙があちらの辻からこちらの辻から、流れ始める。
夕方の空、鳶たちがくるくると廻る。
廻り疲れたのから山のほうへ帰っていく。
豆くらいの大きさのが胡麻くらいの大きさになり、やがて見えなくなる。
鎌倉の秋は銀杏の上で極まるのだ。」
流石は言葉で表現するプロの方です。
まさに自分が思い描くというより、実際にココで見た情景でした。
なお、日本三天神の一つと宣伝されていますが、一般に山口県の防府天満宮が三天神の一つだと認知されています。
鎌倉贔屓の自分でも、防府天満宮に行ってみて、やっぱり防府の方が相応しいかなと感じます。
というか、三天神には無理があり、大宰府と京都の双璧が好ましいかと。
社伝によれば、創建は長治元年(1104年)と伝わり、源頼朝の鎌倉入り前の古社である。 当時、荏草郷と呼ばれた里に、ある日、突然曇った空から天神画像が降臨し、その場所に社殿を建てたのがはじまりという。 はじめ、荏柄山天満宮と称された。 1180年、鎌倉入りを果たし大倉幕府を開いた源頼朝は、表鬼門にあたるこの地にあった当神社を守護神として崇敬した。 その後、「吾妻鏡」にもしばしば登場し、小田原城主の北条氏康は、社の前に関所を設けて社殿造営のための通行税を取った。 また、小田原攻めの際に豊臣秀吉も参拝し、徳川家康に命じて社殿を造営した。 境内に立つ大銀杏は、樹齢900年とも云われ鎌倉一の古木である。 また境内には、「かっぱ筆塚の石碑」や「絵筆塚」があり漫画家と縁の深い神社でもある。 大イチョウとウメの名所として知られる。
住所: 神奈川県 鎌倉市二階堂74
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