泉光院

いぼとり地蔵

1639年創建と伝わる真言宗大覚寺派の寺院。もとは鎖大師青蓮寺の末寺であった。地蔵堂のお地蔵さまは、昔から「いぼとり地蔵尊」と親しまれ、御宝前の石でそのイボをさすると、イボが取れるといわれている。

泉光院

泉光院について

撮影後記

 鎌倉の有名心霊スポット「泣塔」の近く、町屋の住宅街のなかにある小さなお寺さんです。 泣塔の存在は、周辺を開発から取り残すほどの影響を与えたそうで、広大なJR東日本の車両センターがそこにあるのも頷けます。 お寺の裏には小高い丘があり、地元のおばあさんによれば、昔は裏山にうっそうとした木々が茂っていて、この辺りも自然豊かな場所だったとおっしゃっていました。
 いぼとり地蔵さまの地蔵堂には、中央に地蔵菩薩、左右に弘法大師の石像が安置されています。 女の子が年頃になっても、「いぼ」に悩まされることなく美しく育ってほしいという親心から「子供が元気に育つ」という御利益もあるそうです。

概要・歴史

山号を天守山とする真言宗大覚寺派の寺院。 開山は季等、本尊は阿弥陀三尊。 寺号は高音寺であるが、院号の泉光院で呼ばれる。 寺伝によれば、江戸時代の1639年創建と伝わるが、無住時代があり縁起や過去帳が失われ、別の言い伝えもある。 もとは青蓮寺の末寺であったが、現住職の代で、大覚寺派に変わった。 大正12年の関東大震災で、本堂・山門・薬師堂が倒壊し、その後の大恐慌や戦争によって、長らく復興がままならなかった。 昭和36年、本堂が再建された。 昭和52年、薬師堂が再建され、平成3年には客殿が建立された。 市の保存樹木に指定されているカヤの木陰にある地蔵堂のお地蔵さまは、昔から「いぼとり地蔵尊」と親しまれ、御宝前の石でそのイボをさすると、イボが取れるといわれている。

所在地: 神奈川県 鎌倉市上町屋631

更新履歴

2011年8月7日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。
2014年11月19日
ギャラリーに作品を3点追加しました。

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