旧華頂宮邸

県屈指の洋館

昭和4年、伏見宮博恭王の第3男子である華頂博信侯爵の邸宅として建てらた。敷地面積4500平方メートル、ハーフティンバースタイルの木造3階建て。県内の戦前洋風住宅建築としては、鎌倉文学館に次ぐ大きさを誇る。

旧華頂宮邸

旧華頂宮邸について

撮影後記

 竹の庭で人気の報国寺から宅間ヶ谷を奥に進むとこの洋館はあります。(さらに奥に進むと、ハイランドに抜けることもできます。) 高台とか高級住宅地とかではなく、谷戸奥のひっそりとした場所に佇んでいるので「洋館」というより「谷戸奥のマナーハウス」という表現がいいかもしれません。 以外に知名度が低く、報国寺のように混雑することはありません。 休園日が月曜日と火曜日なので、行かれる方は注意してください。 また、テレビドラマのロケによく使われようで、貸し切られて入園できなかったことが2回ありました。
 華頂侯爵が住まわれたのはわずか数年だそうで、その後、所有者が度々変わり、現在は鎌倉市に払い下げられて、庭園が一般公開されています(志納)。 庭園はイングリッシュガーデンではなく幾何学的な大陸式の庭園で、いつも綺麗に整備されています。 現在のところ、基本的に庭園しか見学できませんが、最近、旧華頂宮邸活用検討協議会なるものが設置されました。 今後の展開が期待されるところです。

概要・歴史

昭和4年、華頂博信(1905-1970)侯爵の邸宅として建てらた。 華頂博信侯爵は、 伏見宮博恭(1875-1946)王の第3男子で、 大正15年に臣籍降下により華頂の姓を賜り、侯爵を授けられた。 敷地面積4500平方メートル、木骨モルタル塗りハーフティンバースタイルの木造3階建てである。 神奈川県内の戦前洋風住宅建築としては、鎌倉文学館に次ぐ大きさを誇る。 平成8年に鎌倉市が取得し、 現在は、庭園と外観のみ公開されている。 平成18年4月、市の景観重要建築物、同年10月に国の登録有形文化財(建造物)に指定された。 2007年、庭園が日本の歴史公園100選に追加指定された。

住所: 神奈川県 鎌倉市浄明寺2丁目6-37

更新履歴

2011年8月16日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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