鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
横須賀線北鎌倉駅を中心とする地域で、鎌倉禅の名刹が林立している。 平安時代後期の開発領主であった山内俊道の山内荘(大船地域から横浜市栄区や戸塚区まで含む広大な荘園)の遺称が地名の由来。 また、柏尾川支流の山之内川(小袋谷川)が造成した山に囲まれた地形から名付けられたとも考えられる。 和田合戦における御恩として、北条義時が山内荘を手中に収めると得宗領化が進み、建長寺、円覚寺、浄智寺、東慶寺などの大規模の禅寺が相次いで創建されるようになった。 室町時代には、山内上杉氏が関東管領の要職についた。
夏目漱石の小説「門」の主人公である宗助は、北鎌倉の円覚寺に踏み入れたとき、世の中と寺の中の区別を悟りましたが、まさにその表現がピッタリ。 関東の駅百選にも選ばれている、どこか古きよき佇まいをみせる駅を出ます。 そうすると、おかしな話ですが、鎌倉にやってきた感じがして、いつも不思議に思います。 そして、禅刹の谷戸奥へと足を延ばせば、さっきまでの都会の生温いような空気と、この岩にしみいるような空気感の違いはなんなのだろうと。 ほんの数十分で経験する感覚の差異に魅せられ、鎌倉へと足蹴に通うきっかけになったように思えます。 どうもそう感じるのは私だけではないようで、「鎌倉時間」という言葉もあるらしいのですが。
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