鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
夏目漱石の小説『門』の主人公である宗助は、北鎌倉の円覚寺に踏み入れたとき、世の中と寺の中の区別を悟りましたが、まさにその表現がピッタリ。
関東の駅百選にも選ばれている、どこか古きよき佇まいをみせる駅を出ます。
そうすると、おかしな話ですが、鎌倉にやってきた感じがして、いつも不思議に思います。
そして、禅刹の谷戸奥へと足を延ばせば、さっきまでの都会の生温いような空気と、この岩にしみいるような空気感の違いはなんなのだろうと。
ほんの数十分で経験する感覚の差異に魅せられ、鎌倉へと足蹴に通うきっかけになったように思えます。
どうもそう感じるのは私だけではないようで、「鎌倉時間」という言葉もあるらしいのですが。
ちなみに、このエリアが有名な禅刹が多い訳は、北条義時が山内荘(北鎌倉)を和田合戦での御恩で手中にしたことにより、得宗領化が進んだということからになります。
歴史はさておき、そういったわけで、八幡さまや大仏のイメージしかなかった自分が、違うイメージの鎌倉を知るきっかけになった場所であり、最も頻繁に訪れるエリアでもあります。
所在地: 神奈川県鎌倉市 山ノ内・字台
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