北鎌倉

名刹が集まるエリア

鎌倉でも得宗領化が進んだエリアのため、建長寺、円覚寺、浄智寺、東慶寺などの名刹が集まる。東京駅、新宿駅から一時間足らず、横浜駅から20分程で乗り換えなしでアクセスできる立地のよさがあり人気が高い。

北鎌倉

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北鎌倉について

撮影後記

 夏目漱石の小説『門』の主人公である宗助は、北鎌倉の円覚寺に踏み入れたとき、世の中と寺の中の区別を悟りましたが、まさにその表現がピッタリ。 関東の駅百選にも選ばれている、どこか古きよき佇まいをみせる駅を出ます。 そうすると、おかしな話ですが、鎌倉にやってきた感じがして、いつも不思議に思います。 そして、禅刹の谷戸奥へと足を延ばせば、さっきまでの都会の生温いような空気と、この岩にしみいるような空気感の違いはなんなのだろうと。 ほんの数十分で経験する感覚の差異に魅せられ、鎌倉へと足蹴に通うきっかけになったように思えます。 どうもそう感じるのは私だけではないようで、「鎌倉時間」という言葉もあるらしいのですが。
 ちなみに、このエリアが有名な禅刹が多い訳は、北条義時が山内荘(北鎌倉)を和田合戦での御恩で手中にしたことにより、得宗領化が進んだということからになります。 歴史はさておき、そういったわけで、八幡さまや大仏のイメージしかなかった自分が、違うイメージの鎌倉を知るきっかけになった場所であり、最も頻繁に訪れるエリアでもあります。

所在地: 神奈川県鎌倉市 山ノ内・字台

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