源氏山公園

源頼朝像

源氏山一帯に広がる自然公園で、公園のシンボル「源頼朝像」が建っている。八幡太郎義家が後三年の役で奥羽に出陣する折、この山上に源氏の白旗を立て戦勝を祈ったという伝説から「旗立山」と称されたとも伝わる。

源氏山公園

源氏山公園について

基本情報

名称
源氏山公園(げんじやまこうえん)
別称
旗立山 - 源氏山の別称。
指定
かながわの公園50選、国史跡(日野俊基墓、仮粧坂)
駐車場
駐車場なし
交通機関
鎌倉駅西口徒歩20分
住所
神奈川県鎌倉市扇ガ谷4丁目649-1
サイト
鎌倉市公園協会

概要・歴史

源氏山一帯に広がる面積9.5haの地区公園。 鎌倉市で唯一「かながわの公園50選」に選ばれた自然公園で、桜や紅葉の名所である。 源氏山は、その昔「武庫山」や、亀ヶ谷にあったことから「亀谷山」と呼ばれていた。 源氏山と呼ばれるようになったのは、平安時代の「後三年の役」で、八幡太郎義家(源義家)が奥羽へ出陣する折、この山上に源氏の白旗を立て戦勝を祈ったという伝説から。 別名「旗立山」と称されたと伝わる。 実際には、麓の寿福寺のある辺りには、源頼朝の父である源義朝の屋敷があったためと考えられる。 頼朝は鎌倉入りすると、はじめ父義朝ゆかりのこの地に屋敷や幕府を造ろうとした。 鎌倉時代には、源氏山北部の葛原岡一帯は刑場だったといわれ、日野俊基もこの地で処刑され、墓所は国の史跡に指定されている。 昭和41年、源氏山を造営して市民憩いの自然公園として新たに開園した。 昭和55年には、頼朝の鎌倉入り800年を記念して源頼朝像が建てられた。

見所

国史跡
日野俊基墓 - 葛原岡神社の祭神。鎌倉時代末の廷臣で、元弘の乱で捕らえられ葛原岡で処刑された。
仮粧坂 - 鎌倉七口の切通し。梶原から府中方面へ続く鎌倉街道上道が、化粧坂から公園を横切っていたと考えられている。
観光名所
源頼朝像 - 頼朝の鎌倉入り800年を記念して昭和55年に建てられた。公園のシンボル。

撮影後記

標高92.67メートルの源氏山。 公園は源氏山の稜線に広がり細長く、リボンのような形をしているでしょうか。 ちょうどリボンの結び目に、源頼朝像や化粧坂、または付近に銭洗弁天など見どころが集中しています。
 昔、鎌倉街道上道が通っていましたが、現在もハイキングコースなどが通っていて、ここを基点にすると、四方さまざまな場所に行くことができます。 東の化粧坂を下れば海蔵寺、西に下れば銭洗弁財天、南に下れば寿福寺、北に進めば浄智寺、と足を伸ばせば自然散策に加え歴史散策もたのしめます。 あずまやが3箇所、水洗トイレが2箇所ありますので、家族連れでも楽しめます。

更新履歴

2011年11月7日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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