安養院

ツツジの名所

浄土宗寺院で祇園山長楽寺安養院という。安養院は、政子の法号から取られたものである。長楽寺・善導寺・田代寺が統合されてできた。大型連休には境内をツツジが埋め尽くし、鎌倉屈指の躑躅の名所で大変賑わう。

安養院

安養院について

撮影後記

 安養院といえばツツジという言葉が返ってくるくらい、ツツジで有名なお寺さんです。 普段は比較的静かなお寺ですが、ゴールデンウィークにもなれば、すごい人が詰め掛けます。 山門前だけではなく、大町大路の道路側にもツツジが咲くので、ドライバーさんにもおなじみでしょう。
 安養院に咲くツツジは、オオムラサキツツジ(大紫躑躅)という品種で、関東大震災後に植えられました。 すでに樹齢は90年ぐらいで、枝もぶっとく、そんじょそこらのツツジとは風格が桁違い。 花付きも抜群で、葉っぱが見えないくらいに咲き、目も眩むほどです。

歴史・概要

浄土宗の寺院で祇園山長楽寺という。 安養院は政子の法号から取られたものである。 本尊は阿弥陀如来。 長楽寺・善導寺・田代寺が統合されてできた寺である。 長楽寺は、北条政子が源頼朝の菩提を弔うため、長谷笹目ヶ谷に願行を開山として1225年創建と伝えられる。 山号を祇園山と号し、律宗の寺院であった。 1333年、兵火により焼失し、善導寺に統合され安養院長楽寺と号した。 田代寺は、田代信綱が尊乗を開山として比企ヶ谷に1192年創建と伝えられる。 江戸時代になって安養院に統合された。 本堂には本尊阿弥陀如来像とともに千手観音像(田代寺にあったもので田代観音とも)と北条政子像が安置されている。 5月にはツツジが咲き誇りツツジ一色となる。

住所: 神奈川 県鎌倉市大町3-1-22

更新履歴

2010年9月12日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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