鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
腰越の小動岬に建つ腰越の鎮守社である。 源平の戦いで活躍した佐々木盛綱が、江の島詣での途中に「小動の松」という風もないのにゆれる松があったという小動山に上り、そこからの眺望に魅了され、父祖の近江国の八王子宮を勧請したのが起源とされる。 盛綱は、葉をゆらせて琴のような音を奏でる小動山の松を「天女遊戯の霊木」と称したと伝わる。 新田義貞の鎌倉攻めの際にも戦勝祈願し、倒幕成就の後、太刀一振に黄金を寄進した。 毎年7月の「天王祭」は、江の島の江島神社末社の八坂神社の神輿が当社まで神輿渡御し、腰越五ヶ町の天王囃子の出迎え行列、武者人形や山車が練り歩く。 かつては「西の祇園の花車、東は腰越の人形山車」と称されたほどの大祭で、異なる市に属する神社の行合祭は珍しい。
国道134号に面した腰越漁港の西側の鼻にある神社です。
度重なる心中をしたことでも知られる太宰治ですが、この小動岬でも未遂事件を起こしたことがあるそうです。
鎌倉でも屈指の眺望を有する神社で、夕方の展望台から眺める夕陽が素晴らしいですね。
今でも賑わう天王祭ですが、火災で山車が焼失する前は、祇園祭の山鉾に比べられるほど背の高い人形山車が練り歩く大祭だったそうです。
江ノ電が架線を外さないと、背の高い人形山車が通れなかったんだとか。
だから、山車から人形を降ろす夕方まで、江ノ島駅と腰越駅で、それぞれ鎌倉駅と藤沢駅からの電車が折り返し運転をしていたそうです。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。