鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
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鎌倉 四季の花紀行
Kamakura: Ancient Home of the Samurai Clans
西御門にある時宗寺院。 1293年、大地震で亡くなった人々を弔うために、一向が建立したと伝わる。 本尊の阿弥陀如来と共に、県重文の如意輪観音や地蔵菩薩が安置されている。 なかでも如意輪観音像は、粘土や漆などを混ぜて型で抜き、刺繍の文様を立体的に表わす鎌倉地方特有の「土紋装飾」が施されて、鎌倉に七躰現存する仏像のひとつで、艶美である。
以前、ミモザで知られる材木座の来迎寺をアップしましたが、こちらは西御門にある来迎寺になります。
北側にはテニスコートが敷かれていますが、かつて廃寺となった太平寺や宮城県へ移転した高松寺がありました。
太平寺は「尼五山」筆頭に列せられていた格式ある寺院で、本尊の聖観音は、尼五山に列せられていた東慶寺に安置されています。
また、太平寺の仏殿は、国宝円覚寺舎利殿としてお馴染です。
このお寺の目玉は、なんといっても鎌倉で最も美しい仏像のひとつともいわれる如意輪観音像などの仏像でしょうか。
書道教室となっている庫裡で拝観料を納めると、本堂の拝観ができます。
この如意輪観音には悲しい逸話があります。
その昔、由比の長者と呼ばれる染屋太郎時忠が住んでいました。
由比の長者が溺愛していた愛娘が、由比ヶ浜で遊んでいると、上空から大鷲が娘をさらって飛び去っていきました。
八方手を尽くし行方を探しましたが、残念ながら見つかったのは変わり果てた娘の姿でした。
せめてもの供養にと、如意輪観音を刻んだということです。
お寺には、その亡骸が納められているとのことです。
今も昔も同じで、小さい子を狙って悲しい事件があるものです。
ちょっとちがうのですが、私は鎌倉のトンビに2回も食べていたアイスクリームをさらわれたことがあります。
湘南の鳶は油断ならないヤツです。
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