さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
源義経お手植えと伝わるエドヒガンザクラが、登米市中田町の長谷寺観音堂前に自立している。 文治三年(1187年)平泉に下った源義経が長谷寺を訪ね、童名遮那王丸からここを遮那山と称し、遮那王が自ら桜を一枝ここに植えたと言い伝えられている。 根周5.5メートル、幹周4.45メートルの巨樹で、市の天然記念物に指定されている。 天台宗寺門派に属する遮那山長谷寺は、大同二年(807年)坂上田村麻呂東征のときの開創と伝わる古刹。 陸奥国7ヶ所に建立された観音堂のひとつで、奥州藤原氏らの帰依により興隆した。
5月上旬では既に葉桜では、と期待薄で訪ねました。 日当たりの関係か思いのほか花が残っていました。 嘗ては幹の腐朽や枝枯れも多くて瀕死の老樹だったそうですが、樹勢回復施術がなされ、誰一人来ない観音堂前で木漏れ日を浴びて優雅に桜花が耀いていました。
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