さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
盛岡市の盛岡地方裁判所構内に生育している推定樹齢350年~400年のエドヒガンザクラの古木。 周囲21.0mの巨大な花崗岩の狭い割れ目から桜株が突き出ている様子は全国的にも稀で、学術的に希少価値が高いことから大正12年3月に国の天然記念物に指定された。 今日「石割ザクラ」の名で、全国的にも高名である。 幹の周囲は4.6m、樹高11.0m、枝張り東西16.0m、南北17.1mである。 裁判所の敷地は、南部藩家老を務めた北家の屋敷跡であった。 庭にあった巨石に落雷でできた亀裂に桜の種が飛来して芽が出て、根が張って岩を完全に割ったと伝わる。 現在も石の割れ目は、北側と南側に少しずつ広がっている。
東隣には岩手県庁、南側には盛岡城跡公園という一等地にある名桜です。
隣の盛岡城跡公園の桜撮影依頼があったので2013年にも訪れましたが、条件が芳しくなく撮影を断念した経緯があります。
全国にも「石割桜」は数多く存在しますが、「石割桜」と云えばココのことを指すほどの名代一本桜であります。
現地の解説板に「花色からシロヒガンともいう」と記載されていました。
まだ満開直後の様でしたが花色が白かったので、江戸彼岸桜特有の淡紅色が出にくい固体なのかもしれません。
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