さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
仙台市若林区役所敷地に植えられている樹齢400年程度のシダレザクラで、市の保存樹木に指定されている。 1695年、仙台藩四代伊達綱村が母の冥福を祈るため榴ヶ岡に釈迦堂を建て、京都から枝垂桜を取り寄せ植栽した。 その作業に従事した伊達家登米藩士が、その一本を持ち帰り、登米藩邸であった現在地に植栽したと伝えられている。 明治になると伊達家31代当主の伊達邦宗が農園を経営し、区役所の南側には昭和の終わりまで、仙台白菜を誕生さるなど広く市民に親しまれた養種園があった。 現在でも、シダレザクラなどが随所に残っており、その名残を今に留める。
若林区は市内でも震災(津浪)の被害が甚大で、この大変な時期にサクラなんか撮影しているのが、TPOをわきまえていなくてはばかれる気持ちでした。 サクラもご覧のような状態だったので、もう一度必ず撮影します、この都忘れの一本を。
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