法華寺のモリオカシダレ

後継樹

法華寺境内に立つ樹齢70年から80年のモリオカシダレ。国天然記念物の銘桜「龍谷寺のモリオカシダレ」の老化による樹勢衰退を心配し、その後継樹として盛岡市が、昭和55年に市の天然記念物に指定した。

法華寺のモリオカシダレ

法華寺のモリオカシダレについて

撮影後記

 龍谷寺から300mほどしか離れていない場所にこのシダレザクラはあります。 龍谷寺の桜は有名で朝早くからギャラリーもいましたが、こちらの方は静かなものでした。
 境内には指定木の他に、もう一本の小さめのモリオカシダレがあります。 もとはモリオカシダレの親樹があったそうですが、枯死し、小さめのモリオカシダレは親樹のひこばえだそうです。 また、親樹から挿し木した苗木を市内の下太田に植え、そこから挿し木し里帰りしたのが指定木だそうです。 つまり、小さめのモリオカシダレは子で、大きなモリオカシダレの指定木が孫ということになるのでしょうか。

概要・歴史

樹齢70年から80年のモリオカシダレ。 モリオカシダレは「シダレヒガン」と「オオシマザクラ」の交配種(別の交配との考えもある)と云われている。 昭和62年測定によれば、樹高6.3m、幹周1.5mである。枝張り東西13.7m、南北11.9mである。 国天然記念物の名桜「龍谷寺のモリオカシダレ」の樹勢衰退を心配し、その後継樹として盛岡市が天然記念物に指定した。 龍谷寺のモリオカシダレと比較して、花が大きく、オシベに徴毛がある点で多少異なっていることから、子孫ではなく別種の可能性もありうる。 法華寺は京都妙満寺を総本山とする顕本法華宗の古刹。 天正年間(1573年~1592年))、日慶によって創建された。 見頃は、例年4月下旬から5月上旬頃。

住所: 岩手県 盛岡市北山1丁目4-10

更新履歴

2011年8月16日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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