さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
遠野市青笹町の喜清院の本堂前に自立しているシダレザクラの大木である。 寺伝によれば、享保五年(1720年)第六世積元が南部家から拝領し、堂前に手植えしたものが明治23年(1891年)の火災で類焼し、その実生を植えたものが現在の木である。 南部家の草履取りであった積元和尚は、藩主の喪に菩提を弔うべく出家して喜清院住職となり、主家南部に赴き墓前にて焼香礼拝し、帰途に一本の桜樹を拝領し、墓前に手植えしたと伝わる。 曹洞宗喜清院は、江戸時代初頭の慶長10年(1605年)に土淵村常堅寺の末寺として建立された。 市指定天然記念物並びに遠野遺産に認定されている。
花笠のような枝振りの枝垂れ桜でした。 色抜けしているようでしたので、市内他所の名桜に比べて開花が若干早いのかもしれません。
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