さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
しだれ桜で有名な仙北市角館町の武家屋敷の北側に、標高168メートルの古城山(ふるしろやま)がある。 中世に角館を治めた戸沢氏(後の新庄藩主)は、古城山に館を置き、北麓に城下町を造った。 現在は古城山公園として整備され、その山頂に「姥桜」と呼ばれるエドヒガンザクラの古木が自立し、市の天然記念物に指定されている。 花の盛りに「葉がない」江戸彼岸桜を、「歯のない」姥にかけたものである。 推定300年以上の老桜は、角館武家屋敷や桧木内川の桜を見下ろすように咲く。
みちのく三大花見名所と知られる角館に、知られざる一本桜があります。 武家屋敷町の北側にある古城山山頂に、角館の旧市街を見下ろすように立っています。 古城山は中世の戸沢氏の居館があった山城跡です。 現在の角館の町割りは江戸時代の芦名氏によるもので、中世の城下町とは正反対の南麓に縄張りが行われました。 姥桜以外の古城山公園に咲く桜は鳥害か、ほぼ花芽が付いていませんでしたが、姥桜だけは花芽が比較的残っていてくれました。
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