瑞鳳寺のヒガンザクラ

伊達家姫君

仙台市の経ケ峯にある瑞鳳寺に植えられているエドヒガンの古木である。1637年、伊達政宗の霊廟である瑞鳳殿が造営された頃に植栽されたサクラといわれ、伊達家の姫君が歌合わせをして楽しまれたと伝えられている。

瑞鳳寺のヒガンザクラ

瑞鳳寺のヒガンザクラについて

基本情報

名称
瑞鳳寺のヒガンザクラ(ずいほうじのひがんざくら)
樹種
江戸彼岸桜
彼岸桜 - 平成3年 環境庁調査報告書。
樹齢
推定330年 - 現地樹名板。
推定300年以上 - 平成3年 環境庁調査報告書。
樹形
幹周3.2m, 樹高15m, 枝張12.3m - 平成3年 環境庁調査報告書。
指定
市保存樹木 - 昭和50年 仙台市指定。
見頃
例年4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
無料駐車場あり
所在地
宮城県仙台市青葉区霊屋下 瑞鳳寺(海抜44m)
開花状況
最新の開花情報は各自治体へ問い合わせください。

概要

仙台市青葉区霊屋下の瑞鳳寺に植えられているエドヒガンザクラの古木で、市の保存樹木に指定されている。 経ケ峯にある伊達政宗公霊廟である瑞鳳殿の下に位置している。 寛永14年(1637年)、仙台藩第二代藩主の伊達忠宗によって瑞鳳殿が造営された際に建立された瑞鳳寺創建当初に植栽されたサクラといわれる。 以来、伊達家の姫君が歌合わせをして楽しまれたと伝えられている。 臨済宗妙心寺派の瑞鳳寺は、仙台藩の篤い庇護の下、経ケ峯に多くの末寺を有していたが、廃仏毀釈や廃藩置県による藩の後ろ盾の喪失により尽く衰退し廃寺となった。 現在の瑞鳳寺は、大正15年に復興されたものである。

撮影後記

 青葉城の東側の広瀬川の蛇行部に挟まれた場所に瑞鳳寺はあります。 立派な山門を潜って境内を探してみたものの、ベニシダレなどは咲いていたのですが、目的の古桜が見つかりませんでした。 お寺の方に尋ねて、ようやく本堂裏に人目を忍ぶように立っていることが分かった次第です。 地名の霊屋(おたまや)ということからも、このようにヒッソリと立っていた方が霊跡のサクラらしいのかもしれません。

更新履歴

2013年9月8日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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