さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
仙台市青葉区霊屋下の瑞鳳寺に植えられているエドヒガンザクラの古木で、市の保存樹木に指定されている。 経ケ峯にある伊達政宗公霊廟である瑞鳳殿の下に位置している。 寛永14年(1637年)、仙台藩第二代藩主の伊達忠宗によって瑞鳳殿が造営された際に建立された瑞鳳寺創建当初に植栽されたサクラといわれる。 以来、伊達家の姫君が歌合わせをして楽しまれたと伝えられている。 臨済宗妙心寺派の瑞鳳寺は、仙台藩の篤い庇護の下、経ケ峯に多くの末寺を有していたが、廃仏毀釈や廃藩置県による藩の後ろ盾の喪失により尽く衰退し廃寺となった。 現在の瑞鳳寺は、大正15年に復興されたものである。
青葉城の東側の広瀬川の蛇行部に挟まれた場所に瑞鳳寺はあります。 立派な山門を潜って境内を探してみたものの、ベニシダレなどは咲いていたのですが、目的の古桜が見つかりませんでした。 お寺の方に尋ねて、ようやく本堂裏に人目を忍ぶように立っていることが分かった次第です。 地名の霊屋(おたまや)ということからも、このようにヒッソリと立っていた方が霊跡のサクラらしいのかもしれません。
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