鬼小坂の桜

供養のさくら

刈田郡蔵王町有数のエドヒガンの古木。この辺りの古い地名から「鬼小坂の桜」と呼ばれ、侍が村人6人を殺してこの地に埋葬し、6本の桜を植えて供養した伝承がある。伐れば祟りがあると戒めをこめて守られてきた。

鬼小坂の桜

鬼小坂の桜について

基本情報

呼称
鬼小坂の桜(おにこざかのさくら)
別称
種まき桜
樹種
江戸彼岸桜
樹形
幹周2m、樹高10m - 平成14年 現地解説板。
指定
町保存樹木 - 平成14年 蔵王町指定。
見頃
例年4月中旬から4月下旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
専用駐車場なし
所在地
宮城県刈田郡蔵王町円田(海抜90m)

概要

刈田郡蔵王町円田の県道脇に立っているエドヒガンザクラで、町内でも有数の桜の古木で、町の保存樹木に指定されている。 この辺りの古い地名にちなみ「鬼小坂の桜」と呼ばれている。 鬼小坂には、昔、侍が村人6人を殺してこの地に埋葬し、6本の桜を植えて供養したという伝承が伝わる。 この古桜は、その伝説の名残と伝えられ、伐れば祟りがあると戒めをこめて守られてきた。 開花時期が種蒔きの目安になるため、「種まき桜」としても親しまれてきた。

撮影後記

 さくら自体は特に秀でたものではありませんでしたが、この付近は東日本大震災の被害が顕著に見られたことが記憶に残っています。 道路はそこらあたりが損傷し、そこに赤いカラーコーンが置かれ、徐行を余儀なくされます。 また、民家の被害も酷く、特にこの桜の向かいの木造一軒家は、窓のサッシが完全に外れ、家が完全に傾き、いまにも全壊寸前といったところでした。  屋内のものが露呈し、「危険」の張り紙が貼られていました。
 原発の豪奢能被害でホットスポットがあるように、震度の大きさも、震源域からの距離によるものではなく、地盤などによってホットスポットがあるようです。

更新履歴

2013年2月1日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

鬼小坂の桜紀行のコメント

コメント欄

さくらの開花は9日あたりです?サクラのライトアップもします。ほんとにびっくりするかもね?

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