龍巌寺のサクラ

菅江真澄

仙北市角館の龍巌寺には、エドヒガンザクラとシダレザクラの2本の古木がある。山門そばの江戸彼岸桜は、江戸時代後期の旅行家である菅江真澄が、「月の出羽路仙北郡(文政9年刊)」にスケッチしたものといわれる。

龍巌寺のサクラ

龍巌寺のサクラについて

基本情報

名称
龍巌寺のエドヒガン(りゅうがんじのえどひがん)
別称
龍岩寺の山桜
樹種
江戸彼岸桜 - 私の観察による。
霞桜 - 秋田河川国道事務所。
樹齢
推定300年以上 - 秋田河川国道事務所。
見頃
例年4月下旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
参拝者無料駐車場あり
所在地
秋田県仙北市角館町雲然田中330(海抜60m)
開花状況
龍巌寺山の寺

基本情報

名称
龍巌寺のシダレザクラ(りゅうがんじのしだれざくら)
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
推定300年 - 平成15年 秋田の桜。
樹形
樹高21m - 平成15年 秋田の桜。
見頃
例年4月下旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
参拝者無料駐車場あり
所在地
秋田県仙北市角館町雲然田中330(海抜60m)
開花状況
龍巌寺山の寺

概要

仙北市角館の雲澤山龍巌寺には、エドヒガンザクラとシダレザクラの2本の古木がある。 本堂横に自立している枝垂桜は、本堂屋根に負けず劣らず樹高21メートルの堂々たる大桜である。 山門そばの江戸彼岸桜は、根周では枝垂桜より太く、江戸時代後期の旅行家である菅江真澄が、仙北郡の地誌「月の出羽路仙北郡(文政9年刊)」にスケッチしたものといわれる。 曹洞宗龍巌寺の開山は、鶴岡市善賓寺六世の超巌黛越和尚。 角館という城下町の近くにありながら、大口寄進をする人がほとんどなく、民衆の寺として長年親しまれきた。

撮影後記

 角館武家屋敷の旧市街から、西方に2キロ余りの位置にあります。 私が所蔵している「秋田の桜(無明舎出版刊)」では、「龍巌寺のシダレザクラ」が紹介されていましたが、幹の状態からシダレザクラよりもエドヒガンの方が古木のように見えました。 また山門近くに根元が空洞になった老木があり、それが菅江真澄が著した紀行文に登場する名桜とも紹介もされていました。 しかしながら、それらしき老木は見当たりませんでした。 ここでは山門そばに立っていたエドヒガンを、その名木とすることにします。

更新履歴

2018年10月23日
初版をアップロードしました。

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