さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
青森市問屋町に鎮座する大星神社参道に自立しているシダレザクラ。 弘前藩第4代藩主であった津軽信政公が、社殿の再建並びに庭園を築いた際に、京都から桜樹を移植したものといわれ、推定樹齢は350年以上。 このほかに数本のシダレザクラが境内に見られるが、これらは後の時代のものである。 平安時代初期、蝦夷鎮護の祈願所として草創され、坂上田村麻呂が本社殿を再興して妙見宮と称したと伝わる。 明治の神仏分離令により大星神社と改称し、「妙見のシダレザクラ」として親しまれてきた。 この種では県内随一の規模を誇り、歴史的由緒もある名桜である。
樹幹を見る限りにおいて、青森県下では比類なきサクラかと思われます。 ただ条件を満たさないのか、今のところ無指定となっています。 15年ほど前から樹勢回復治療を施しているそうなので、指定がなくとも保護はされているようでなによりです。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。