さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
柴田郡川崎町前川堀切の地蔵堂内に根を下ろしているエドヒガンザクラの古木で、町の天然記念物に指定されている。 「種まき桜」とも称され、町内では開花期を目安に苗代に播種する目標とした。 享保15年(1730年)、延命地蔵をこの樹下に祀った記録が残る。 史実より、既にこの桜が植生していたことは明らかで、樹齢は300有余年と推定される。 この延命地蔵尊は、長寿、子育ての霊験があることで信仰が篤く、龍岩寺に安置されていたものと伝わる。
桜が先で地蔵堂が後、しかし地蔵堂の中から桜が立っている。
地蔵桜か、はたまたバス停の桜地蔵か。
なかなか面白い名桜でした。
あと、環境庁調査報告書では、二本は本株立ちとし、幹周を二本の合計の7.11mとしていました。
二本が寄せ株立ちなのか本株立ちなのか興味深いところです。
最後に、解説版に記述されている「あずま彼岸さくら」とは特別な樹種なのではなく、単なるエドヒガンのことです。
別名アズマヒガンということから、そのように記述されたのでしょう。
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