さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
西置賜郡白鷹町山口の山口尋常小学校の跡地に立つソメイヨシノ。 明治26年当時の校長であった小嶋太栄治氏の御厚志による学校基本財産資金をもって、子弟の教育の向上、充実を目的として奨学田を造った。 明治6年に安楽院本堂を仮校舎として創立された山口学校は、明治37年にこの地に移転し、明治44年、小嶋奨学田碑を建立し、その記念に一本の桜を植樹したものである。 樹齢88年の平成11年8月、山口地区民の教育のよりどころ、地域づくりの心にと祈願し「山口奨学桜」と命名された。
エドヒガン系の古桜が多い「置賜さくら回廊」ですが、ここはソメイヨシノの一本桜です。
ソメイヨシノは病害虫などによって一般的に長寿になりにくいといわれますが、この桜は樹齢100年を超え、樹勢なお旺盛であります。
古木の絶対数が少ないため、ソメイヨシノの単木のみを撮影する機会が少なく、私にとっては新鮮でした。
奨学桜の近くには、平成7年に歴史小説作家の童門冬二氏によって植樹された「童門桜」がありました。
親木は、あの釜の越桜で、桜の里作りの一環とのことです。
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