さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
西村山郡朝日町宮宿に立つエドヒガンザクラの古木で、伊豆大権現を祀る御神木となっている。 昔は、この花が咲くと苗代に播種したことから「種まき桜」と呼ばれている。 枝が四方に展開して白花が繁り、遠方から眺めるとまるで大雪山のようであると地元住民は言う。 創建年代は不詳だが、伊豆大権現(静岡県熱海市の伊豆山神社)の分霊を勧請したとされ、サクラの樹齢は約700年とされる。 4月23日の例祭では、幟が上げられ、だんごやゆべしの店が出て花見客で賑わいをみせる。 ようになると地元有志によりライトアップも行われる。
現地解説版と環境庁調査報告書の推定樹齢には大きな開きがあります。 御神札に「慶応三年丁卯年」と墨書されているそうなので、幕末には既に依り代となるような立派な巨樹であったのかと思います。 少なくとも300年以上、樹幹からも400年ほどはありそうな雰囲気です。
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