さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
三陸海岸沿いで初めて被災地に入った町が大船渡でした。
大船渡湾がL字になっているからなのかもしれませんが、南隣の陸前高田市のように壊滅というほどではありませんでした。
それでも初めて津波の惨状を目の当たりにした地なので、特に感慨深い場所です。
3月中旬の早咲きザクラから5月下旬まで寝る間を惜しんで各地の桜を追っかけていました。
震災前後からほぼカーラジオを聞いてテレビなどの映像は見ていない状況で、津波の惨状を想像できなかったこともショックを大きくしました。
私にできることは少額の募金程度と、見頃過ぎで良い写真が撮れませんでしたが、美しい大船渡の桜の写真を公開して、地元の方に見ていただくことぐらいです。
銘桜として吉野森神社の奥州しだれ桜、長安寺の奥州しだれ桜、赤崎町中井の奥州しだれ桜、天神山公園の紅ひがん桜(2本)が市の天然記念物に指定されている。 お花見公園として、陸中海岸国立公園南部の景勝地である碁石海岸がある。 一帯には約150本のソメイヨシノや遅咲きのヤエザクラも植えられ県南の桜名所として知られる。 他に天神山公園にも多くの桜があり、市民の憩いの場となっている。 見頃は、例年4月中旬から5月上旬頃。
所在地: 岩手県 大船渡市
大船渡在住者です。我が家の窓から長安寺の桜が見えます。2本とも伊達藩主お手植えなそうです。きれいな写真で癒されます。大船渡はじめ三陸の復興はまだまだですが作者様の気持ちを励みに頑張ります。
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そうですか、窓から銘桜の花見ができるなんて、いいですね。たった一人でも、励みになれたなら、あの時の撮影が無駄ではなかったと思えて、うれしいです。うれしいです。