さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
奥州市衣川区懸田地域の田畑の畔に立つエドヒガンザクラ。 川西の桜、百ヶ袋の桜と並ぶ、「衣川の三本桜」のうちの一本と衣川の人は呼んでいたという。 地域の農家には、「種まき桜」として親しまれてきた。 北大堰の改良が行われるようになると、樹下を堰が通ったため、根が切られ枝が切り落とされたという。 このまま枯死するかと思われたが、根からひこばえが新たに大枝に成長し、今では毎年春に花を咲かせ続けている。
概要で登場する「北大堰」とは、江戸時代初期、山田次左衛門という人によって開削された大堰。 干ばつ被害の多い衣川流域の耕地に、衣川から水を引き入れたそうです。 なお、「衣川の三本桜」の残り二本の「川西の桜」、「百ヶ袋の桜」がどの名桜を指しているのか不明です。 国土交通省胆沢ダムのウェブサイトにあった浦川春雄氏(桜の所有者)の話を参照しました。
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