さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
仙北市角館町中川地区の高屋集落の小林家の屋敷林の外に自立しているシダレザクラ。 今から160年ほど前の幕末、民謡の大家であった御先祖の小林市之丞という人物が、角館の佐竹北家の余興に招かれ、民謡を披露した褒美に枝垂桜の苗木を下賜されたものと伝わる。 高屋集落の民家や辻など至る所には枝垂桜が見られる。 「枝垂桜の里」高屋のなかで最も見事な古桜であり、いつしか「市之丞の桜」と呼ばれるようになった。 この場所は小林家の元屋敷跡で、屋敷の裏側の小林家墓地に市之丞氏が眠っている。
ここまでたどり着くまで3人の住民に場所を尋ねたのですが、皆知っていました。
中川地区では結構知名度のあるサクラのようです。
ただ、探すのに手間取って、太陽がかろうじて差し、状態も良くありませんでした。
淡紅色を保っているし散ってもないので、この年はこれが最盛期かも。
地元の人も、まだ咲いていないよと云っていたし。
笑いはじめから花冷えが続き開花が遅れ、展葉してしまったとも考えられます。
集落内にも何本か立派なサクラを見かけ、市乃丞の桜から分かれたのでしょうか。
状態の良い年にまた再訪して撮ってみたい場所であります。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。