さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
花巻市東和町前田の菊池家の屋敷林に一際目を見張る桜樹があり、市の天然記念物に指定されている。 幹周5.58メートル、樹高25メートル、枝張30メートルにも達し、大枝を四方に大きく展開している。 淡紅色で小輪のエドヒガンザクラであるが、昔から「染井吉野桜」と呼ばれ親しまれている。 推定樹齢は300年以上の古木であるが、目立った枯損はなく樹勢旺盛で、稀に見る自立大桜である。
場所が分からなくて地元の方に訊ねて見つけました。
隠れた名桜というべきか、枝支え棒や整備が入っていないにも関わらず、ここまで大きく枝が張って枯損も殆どない古桜は見事という他ありません。
桜旅をしていると稀に思いがけない固体に出会うことがありますが、この年の桜旅ではココです。
指定名称がなぜか「染井吉野桜」となっているのですが、同日に廻った市内の他のエドヒガンに比べて花色が濃かったので、開花間もなかったものと考えられます。
よって開花時期が江戸彼岸よりも遅い染井吉野と重なることから、ソメイヨシノとなっているのでしょうか?
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