さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
遠野市宮守町鱒沢の高舘集落にある八幡神社周辺は、鎌倉時代末期、遠野地方を支配した阿曽沼氏の家臣面懸左衛門が居館した館城であった。 このサクラはその当時に領主によって植えられたものと伝わり、樹齢は700年以上とされ、市の天然記念物に指定されている。 建武元年(1334年)北畠顕家が陸奥国司に任命され、阿曽沼朝兼が面懸左衛門追放の国宣を出した。 当地は決戦の地となり当初は持ちこたえたが、南部師行の軍によってついには落城した。
遠野市は古桜の宝庫と云えるほど数多くのサクラがあります。 そのなかで先頭を切って開花するのが、この高館跡の一本桜のようです。 この後に遠野他所のサクラを数本まわりましたが、いずれも蕾でした。
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