さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
花巻市石鳥谷町新堀の大石山長善寺には幹周5.55メートルの堂々とした一本のエドヒガンザクラが自立している。 浄土真宗大谷派長善寺は、寛政二年(1461年)に北上川のほとり大石野に一宇を建立し創建されたと伝わる。 元和三年(1617年)の北上川の氾濫で諸堂宇が流失したため、現在地に寺基を移した。 この桜樹は、その際に植樹されたと言われ、樹齢は400年ほどと推測される。 石鳥谷町を代表する桜の名木として市の天然記念物に指定されている。
花巻市の北部、紫波町に接する石鳥谷町新堀のお寺にある一本桜です。 花巻市の名桜は東和町に集中していますが、この名桜は石鳥谷町に存在し、石鳥谷を代表する名桜と云えるでしょう。 もとは北上川のほとりに寺域があり、江戸時代初期の洪水で樺野山の一部を買い受けて山側に移転したそうです。 その後に当時の住職が堂宇再建の記念植樹したものなのでしょう。
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