馬酔木沢の桜

種蒔桜

樹齢200年のエドヒガンザクラ。往時より開花を籾種播種の目安とし農事をすすめたので「種蒔桜」と呼ばれ親しまれた。幾度か伐採の憂き目に遭いながらも、地元の人の保護を受け、生き永らいてきたものである。

馬酔木沢の桜

馬酔木沢の桜について

撮影後記

 田村市の東エリアである都路町、阿武隈山地の長閑な丘陵地に立つ一本桜です。 純粋なエドヒガンで、ピンクダイヤモンドのような宝石色に耀いて、ちょうどよいタイミングで訪問できました。 近くには、岩井沢強梨地区の100m程度の桜のトンネルが続く「強梨の桜並木」もあり、咲き乱れる様は見事です。
 名称に関してですが、「あしび」や「あせび」ではなく、「あせみ」と云うそうで、この辺りでは馬酔木のことを「あせみ」と云うのでしょう。

概要・歴史

樹高25メートル、樹齢200年の江戸彼岸桜。 俗説によれば、往時より開花を籾種播種の目安とし農事をすすめたので「種蒔桜」と呼ばれ親しまれた。 収穫物を供える者もおり、信仰の対象でもあった。 幾度か伐採の憂き目に遭いながらも、地元の人の保護を受け、行き永らいてきたものである。 平成17年に市の天然記念物に指定された。 見頃は、例年4月下旬から5月上旬頃。

所在地: 福島県 田村市都路町岩井沢馬酔木沢

更新履歴

2011年9月4日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

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