さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
福島市松川町諏訪山の洲羽神社境内に立っている伝承430年ほどのシダレザクラ。 幹周4.5mに及ぶ大桜で、福島県緑の文化財に登録されている。 地上5m付近で大枝が折損しているが、樹勢は旺盛で桜花爛漫として咲きみだれ、毎年衆人の目を楽しませてくれる。 伝承によれば、天正年間(1573年~1587年)、伊達政宗が江戸より桜の苗木を大量に買い求め、各地の宿駅を経由して仙台まで運搬した。 当地八丁目宿問屋場に休憩した際、宿場の人々が懇願して桜の苗木三本を下賜された。 現在、そのうちの一本はこの諏訪山の桜、一本は松川町竹ノ内の西郷の夫婦桜(狐水稲荷神社の桜)と伝えられる。
福島市南部の松川町、東北自動車道の福島松川パーキング近くの洲羽神社参道横に立っている枝垂れ桜。 この付近には数多くの桜が、今が盛りと云わんばかりに咲き競っていて、境内入口の鳥居付近や近くの盛林寺などにも、立派なサクラが見受けられました。 誰が来るわけでもなく、静まりかえった境内には年老いた母親と娘がいるのみ。 毎年、ここにこうして座って、二人で桜を眺めているのですのよと、うれしそうに話されていたのが印象的でした。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。