三和の観音桜

馬頭観音

根本に馬頭観音を祀った石塔があるため、「観音桜」と呼ばれる。20年ほど前は、今の倍の樹高があり、道路に覆いかぶさるように立っていたが、馬頭観音に備えられた線香の火が燃え移ったため切られてしまった。

三和の観音桜

三和の観音桜について

撮影後記

 下三坂の種まきザクラのすぐ目と鼻の先にあるエドヒガンの古桜です。 昔は、すぐ前を馬が往来するような街道が通っていたのか、馬頭観音の石碑が根元に祀られています。
 御覧のように、雷に撃たれたような無残な姿を呈しています。 ただ、老木のように樹勢が衰えているわけではなく、美しい花を咲かせているのが救いです。 線香の火が燃え移ったそうですが、一説には、子供の火遊びが原因とも云われているそうです。
 撮影に関しては、このような樹形のため、撮影するのが難しい一本桜でした。 周囲には畑のビニールロープや道路などの人工物があり、太陽も雲に隠れ空を抜くこともできず、撮影するのをやめようかと思いました。 小一時間待つと、太陽が一瞬だけ顔を見せてくれ、なんとか馬頭観音の石塔を入れ、空を抜いてごまかしました。

概要・歴史

三和町下三坂の日向・永久保地内に立つエドヒガンの古木。 根本に馬頭観音を祀った石塔があるため、「三和の観音桜」と呼ばれる。 20年ほど前までは、今の倍の6mほどの樹高があり、道路に覆いかぶさるように立っていた。 馬頭観音に備えられた線香の火が燃え移ったため切られてしまった。 見頃は、例年4月下旬頃。

所在地: 福島県 いわき市三和町下三坂日向・永久保

更新履歴

2010年11月6日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

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