さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
二本松市岩代地域の西勝田地区の民家に立っているエドヒガンザクラである。 根周10.9メートル、地上2メートル付近で二岐に分かれ、それぞれ3.8メートル、3.5メートルもの岩代エリア随一の巨桜である。 また樹高は29mに達し、桜の高木としては県内第2位で、福島県緑の文化財に指定されている。 その昔、伊三郎という風流人がこの地に住んでおり、日がな一日、大桜の下で琵琶を奏でていたという。 いつしか村人は、この桜を「伊三郎桜」と呼ぶようになったという。
ギャラリーの「根上がり桜」でコメントしましたが、根が露出していて興味深いサクラです。 向こう側から観察すると、樹幹から伸びた不定根も相俟って、さらに凄い姿になっています。 桜の所有者も、風流を解する者なのでしょうか、毛筆で書かれた現地の解説版も印象に残っています。
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