さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
大沼郡会津美里町の県立大沼高校グラウンドに自立しているエドヒガンザクラの古木。 この一帯は文禄元年(1592年)に豊臣秀吉が伊佐須美神社に寄進した御正作田跡で、長い間社領であったが神社の衰えとともに民有地となり地目も原形も変わってしまった。 信仰の証として、町の史跡「古御田神社の地」に指定されている。 周辺の農家は、この花が咲くのを目安に種を蒔いたという。
フェンスで囲まれたグランドの一角にポツンと立っている一本桜で、開花時期は一般開放されているようで侵入可能でした。 説明板には「神聖な水田としてけがれある肥料を用いずとも豊作を続けた」と伝えられているそうで、以前は高校の実習田でもあったそうです。 種蒔きの目安として先人が神社の一角に植えたものなのでしょう。
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