神炊館神社のエドヒガン

桜の母樹

須賀川市の神炊館神社(おたきやじんじゃ)境内には、樹齢300年に及ぶ江戸彼岸桜が群生し、全国的に類を見ないものである。種子が採取され、園芸品種の台木として活用され、毎年数万本の苗木が国内外に輸出されていることから、世界の桜の母樹と云えよう。

神炊館神社のエドヒガン

神炊館神社のエドヒガンについて

基本情報

名称
神炊館神社のエドヒガン(おたきやじんじゃのえどひがん)
別称
お諏訪の社エドヒガン桜、諏訪神社のエドヒガン桜
樹種
江戸彼岸桜
樹齢
推定300年 - 平成19年 現地解説板。
見頃
例年4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
無料駐車場あり
所在地
福島県須賀川市諏訪町45-1(標高260m)
開花状況
神炊館神社

概要

須賀川市の中心部にある神炊館神社(おたきやじんじゃ)境内には、樹齢300年に及ぶエドヒガンザクラが群生し、全国的に類を見ない貴重なものである。 交配していない純粋な野生種の種子が大量に採れる条件を満たしているため、財団法人日本花の会が採取に訪れ、園芸品種の台木用として活用されている。 毎年数万本の苗木が国内はもとより世界に輸出されていることから、世界に植生されている桜の母樹と云っても過言ではない。 近年、生育環境の悪化から樹勢が衰退し、腐朽の危機にさらされていることから保存会を設立し、市の貴重な財産を後世に残すため保護に努めている。 神炊館神社は、奥の細道で芭蕉も参詣した奥州須賀川の総鎮守で、「お諏訪さま」として親しまれている。 全国唯一の社名は、御祭神の建美依米命(たけみよりめのみこと)に因るものである。

撮影後記

 境内には12本あるそうで、エドヒガンの群生地とは珍しいですね。 寿命が短く病気感染しやすいソメイヨシノより、シダレじゃないエドヒガンばかりのお花見名所が、もっとあってもよいと思うのですが。
 市のパンフレットには、染井吉野の育成の台木として利用されていると書いてありました。 ソメイヨシノは、オオシマザクラの台木の方が相性がいいのかと思っていましたが、エドヒガン×オオシマザクラといわれているので、エドヒガンとの接木でも問題ないのかもしれませんね。

更新履歴

2012年7月28日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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