大隣寺のシダレザクラ

丹羽家菩提寺

曹洞宗大隣寺境内に立つ樹齢180年のシダレザクラ。大燐寺は、二本松藩主であった丹羽家の菩提寺として知られる名刹である。サクラの近くには、戊辰戦争で、はかなくも散った二本松少年隊が眠る墓がある。

大隣寺のシダレザクラ

大隣寺のシダレザクラについて

撮影後記

 大隣寺は、早朝にお邪魔したこともあり、サクラに光がまわっていませんでした。 杉林に囲まれた森閑とした場所に立っているので、太陽が高くなる頃に訪問した方がよいでしょう。 お寺の方は、鐘楼のところから見るのが最も美しいと仰っていました。
 桜の近くには二本松少年隊の墓がありました。 時は戊辰戦争、三春藩が降伏し、二本松城に迫りくる官軍を迎え撃つため、12歳から17歳の少年62名も出陣を命ぜられ、そのうち14名が散っていきました。 墓には、この14名の少年隊士と隊長の木村銃太郎、副隊長の二階堂衛守の御魂が眠っています。 サクラのように儚く散っていったのです。 そして根元には、安産を守護する子安地蔵が。 堀内孝雄の「愛しき日々」からですが、満開のサクラが「消えの残る夢、青春の影」のように咲いていました。

概要・歴史

曹洞宗大隣寺境内に立つ樹齢180年の枝垂桜。 大燐寺は、二本松藩主の丹羽家の菩提寺として知られる名刹である。 開山当初は白川(白河)にあったが、藩主のお国替えで1643年に二本松に移った。 現在の本堂は1811年の大改修でのもの。 戊辰の役直後には、二本松藩庁の仮事務所や藩校にも利用された。 サクラの近くには戊辰戦争で戦死した二本松少年隊の墓がある。 見頃は、見頃は、例年4月中旬頃。

住所: 福島県 二本松市成田町1丁目532

更新履歴

2011年8月27日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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