さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
福島市飯野町大久保の赤岩山の麓に立っているエドヒガンザクラの古木である。 稲荷神社の鳥居手前に重ね餅のような巨石があり、その傍らに根を下ろしている。 集落の農家では、このサクラの開花を目安に稲の種籾を苗代に蒔いたことから、「赤岩種蒔桜」と命名されて親しまれている。 背後の赤岩山には、胎内くぐりができる巨石や人為的に重ねたような石碑状の巨石が頂上付近に聳え、稲荷神社のお稲荷さんが出入りしているといわれる穴も確認できる。 八幡太郎義家が東和町の木幡山から石を投げて、石が岩に当たった時に大きな火花が出て、あたり一面の岩が赤く輝いたことから「赤岩」と呼はれるようになったと伝わる。
「行屋の桜」を探していて、はじめこれがそのサクラかと思って撮影していました。 「赤岩種蒔桜」とあったことから、付近にあるのかと思って、背後に広がる牧場の上まで探しつくしましたが見当たらず、付近の農家の方に聞いたら、行屋の桜は隣の道を入ったところということでした。 その方は面白い方で、祐吉さんに代わって、いろいろ楽しいお話を聞かせてくれました。 たまたま見つけたサクラでしたが、とても私好みの一本桜に出会えました。 人間万事塞翁が馬。
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