成田神社の種蒔桜

県緑の文化財

樹齢400年のエドヒガンザクラで、三春町北成田の成田神社境内の高台斜面に立っている。里の人たちは、このサクラが咲く頃になると苗代作りをしたと云われる。「福島県緑の文化財」に登録されている銘桜である。

成田神社の種蒔桜

成田神社の種蒔桜について

撮影後記

 最初、西側からアプローチしたので、桜の場所を素通りしてしまい、場所を特定できませんでした。 道路脇に広畑地区の男衆が集まって座っていたので、場所を尋ねて引返したら、なんのことはなく正面に見えました。
 桜の伝承は資料が見当たらなかったのでわかりませんが、成田神社というからには、字面から田圃とは切っても切れない関係であろうことは容易に想像がつきます。 戦国時代から江戸時代初頭に、穀物の神座である「サ・クラ」を、その成田神社の境内に植えたのではないでしょうか。
 なお、桜の下には「成田の種蒔桜」とありましたが、「成田神社の種蒔桜」で掲載しています。 また、県の緑の文化財では「成田神社の種まきザクラ」で登録されているようでもあります。

概要・歴史

樹齢400年の江戸彼岸桜。 三春町北成田の成田神社の高台斜面に立つ。 成田神社は、旧要田村北成田の鎮守社。 里の人は、この花が咲く頃になると苗代作りの種をまいたと云われる。 福島県の緑の文化財に登録されている。 見頃は、例年4月中旬から4月下旬頃。

所在地: 福島県 田村郡三春町北成田広畑

更新履歴

2011年8月20日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

成田神社の種蒔桜紀行のコメント

コメントを書く

お名前 ※
ホームページ
コメント本文 ※
認証キー ※ (半角)
Captcha Code

フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。

おすすめギャラリー

鎌倉

鎌倉紀行

作品追加中
京都

京都紀行

作品追加中
美瑛・富良野