さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
二本松市東和地域の桃前集落の路傍に自立しているエドヒガンザクラで、市の天然記念物に指定されている。 根周り11.3メートル、幹周り6.24メートル、枝張り東西26メートルの県下有数の巨桜で、推定樹齢は500年~600年の古桜。 樹幹内部の空洞化や枯損、道路改良化による根の切断も見られるが、樹勢は衰えておらず、その樹姿は見る者を圧倒するほどの偉観である。 桃前集落では、このサクラの開花を農作業の目安としてきたことから「肥盛桜」と呼んで親しんできた。
東和エリアには樹幹に圧倒される一本桜がいくつかありますが、これもそのひとつです。 ただ、道路改良工事の際の切土で、露呈した根や道路側に張っていた大枝も切断されてしまったと考えられます。 道路の向こう側には田圃があり、地権者の方などとの折り合いも難しく、道路を迂回することも間々ならなかったのかもしれません。
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