さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
平田村東山の苅万田に立つ伝承樹齢400年のエドヒガンザクラで、村の天然記念物に指定されている。 江戸時代初期、館主であった鈴木太郎が紀州より転村したとき、熊野権現を勧請し、その傍らに地蔵堂を建て、サクラを植えたといわれる。 いつしか地元の人々から「地蔵ザクラ」と呼ばれ親しまれている。 サクラの側にイチョウの木があり、樹皮のコブ(気根)を「乳コブ」といい、母乳の出ない母親がこのコブを削り煎じて飲めば乳を授かったという。
阿武隈高地の海抜530メートルほどに立っているため、中通りの桜でも後半に見頃を迎える桜のひとつ。
それでも5月上旬では、やはり虫の良すぎる話で見頃過ぎでした。
桜を撮影していると、桜の所有者の方がやってきて、いろいろお話を伺いました。
所有者の方は、サクラより手前のイチョウが特に気に入っているようでしたね。
見ず知らずの人に、その地域の様々なお話を聞けるのも、田舎の一本桜巡りの楽しみのひとつであります。
結構な時間、長居してしまい、次のサクラに向かいました。
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