円東寺のシダレザクラ

糸ザクラ

二本松市安達町にある古刹円東寺に立つシダレザクラで、樹齢400年以上の古桜。「円東寺の糸ザクラ」と称せられ、小枝は7メートルを超える。福島県緑の文化財、及び市の天然記念物に指定されている名桜である。

円東寺のシダレザクラ

円東寺のシダレザクラについて

基本情報

名称
円東寺のシダレザクラ(えんとうじのしだれざくら)
別称
円東寺の糸ザクラ
樹種
江戸彼岸の枝垂桜
樹齢
推定400年以上 - 現地解説板。
樹形
根元周4.1m、樹高10.5m - 現地解説板。
指定
市天然記念物 - 昭和53年 旧安達町指定。
福島県緑の文化財
見頃
例年4月上旬から4月中旬頃
夜桜
ライトアップなし
駐車場
無料駐車場あり
所在地
福島県二本松市渋川下原68(標高220m)

概要

二本松市安達町の二本柳地区にある円東寺本堂前に植えられているシダレザクラ。 「円東寺の糸ザクラ」と称せられ、小枝は7メートルを超える。 福島県緑の文化財、及び市の天然記念物に指定されている名桜である。 「二本柳沿革名義考」によれば、天正年間(1573年~1592年)の当地は原野で、既にこのサクラが存在していたとされ、推定樹齢は400年以上の古桜。 その後、奥州(陸羽)街道沿いに二本柳の町割りが行われたとき、安達太良山の猿鼻の麓にあった当寺は、慶長三年(1598年)に、宿場町の枡形にあたる現在地に移転させられた。 807年創建と伝わる圓東寺は、この地方最古の歴史を有することから信仰篤く、安達三十三観音霊場第十五番札所になっている。

撮影後記

 安達町の古刹境内に植えられている銘桜です。 門前を旧奥州街道(陸羽街道)が通っており、旧街道を北にしばらく歩くと「鹿の鳴石」と呼ばれる石があり、門前町も宿場町の雰囲気を多少残しています。
 先程、調べてみたところ、震災による被害で再建するため、現在本堂(お寺)はないとのこと。 トタン葺きではなく、赤瓦で風情のあった本堂だけに残念ではあります。

更新履歴

2013年1月11日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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